バッテリー構造

モバイルバッテリーへの長年の不満

携帯電話、スマートフォンと一般向けモバイルの買い替えは進んでいますが、長年のユーザーの不満点はずっと変化はないようです。

それはバッテリーの持ちが短いということです。

新しく機種が開発・販売されるたびに「従来品よりも長時間使用が可能」というような売り文句がついているものをよくみかけますが、それでも実際に使用しているユーザーの多くは使用可能な時間についてかなり不満を持っているのが実情です。

特にスマートフォンの場合は画面の大きさが従来までのフィーチャーフォンよりもかなり大きいため、バックライトを使用するたびに大量の電力が消費されてしまいます。

今やバッテリーの持ちは機種変をするときの比較項目の上位となっていることから、各メーカーはそれぞれ独自の方法で持ち時間を長くするための工夫をとっています。

内蔵型のバッテリーが主流になっています

一世代前のスマートフォンでは、背面カバーが開くようになっており、内蔵されている電池を持ち主が自分で交換できるようなタイプが多く見かけられていました。

ですが2014年時点で販売されているスマートフォンの最新機種を見てみると、背面カバーは自分では開くことができないようになっており、内部の電池を交換できないようなしくみがとられているのが大半です。

一見自分で電池を交換することができないスマートフォンは、緊急時に電池交換をして使用を続けられないため不便なようですが、実はこの密閉式の構造にすることで飛躍的に電池の持ちを伸ばすことができるためそうした取替をしなくても十分に使用時間を確保することができます。

従来型の着脱可能式のバッテリーでは、カバーを開閉できるようにするしくみにするため、どうしても空間となるスペースが必要になるため全体の厚みができてしまったりして、防水や防塵がしづらいという欠点がありました。

モバイルバッテリーのような小型の電池の場合ほんの数ミリくらいのスペースであってもバッテリーを大きくすれば数10%も電池容量をアップできるため、開閉可能という機能を捨ててでもその分ぴったりとはまるバッテリーを使用した方がデザイン面でも容量面でも優れた性質を得ることができます。

また、現在モバイルバッテリーとして使用されている電池はリチウムイオンを使用したリチウム電池と呼ばれるものなのですが、これは大変デリケートな性質を持ったものであるため、ユーザーが自分で交換するとなるとどうしても接触時にトラブルを起こしやすいということもあります。

現在では外付け式のUSB充電バッテリーも販売されているので、もし長期旅行など充電に不安がある人はそうした製品を持つようにするのがおすすめです。

バッテリーを長く持たせるためには

バッテリーに対して持ちが短いと感じる人なら、長持ちできるちょっとしたコツを覚えておくと便利です。

まず気をつけてもらいたいのが、バッテリー充電をするときに「過充電」や「過放電」をしないということです。
つまりバッテリーが空っぽの状態、もしくは100%の状態で長時間放置をしないということです。

特に注意したいのが「過充電」で、ほとんどの人は充電をしたままうっかりそのままにして数時間も100%の状態のまま充電しっぱなしというふうにした経験があるのではないのではないかと思います。

1~2度くらいでいきなり性能が悪くなるということはないのですが、頻繁にやっていると内部の電池認識をするコンピュータで精度誤認が起こるようになり、それが本来のバッテリー容量以下に本体を扱うようになってしまったりします。