様々な縮尺で寸法を測れる『スケール定規』

プロ愛用の「三角スケール」がスマホで簡単に

スケール定規はiPadとiPhoneで使えるアプリです。
間取り図からその部屋の具体的な大きさが分かるようになる、というプロの技をスマホで簡単に使えるようになります。
建築家などのプロがそのために使っているのが三角スケールと呼ばれる、名前通り断面が三角形になっている定規です。

色々な縮尺に合わせ、寸法を測ることができる定規なのですが、これを簡易的に再現し使えるようにしたのがこのスケール定規というアプリです。
間取り図の縮尺に合わせて測ることで、部屋の奥行きは実際には何メートルなのかなど、間取り図を見る時に気になる具体的な数字が分かるわけです。
インチ、メートルのどちらにも対応しているため、必要に応じた使い方も可能です。

そもそも三角スケールとは?

とは言え、三角スケールと言われても一般にはあまり知られていないので、ピンと来ない人も多いでしょう。
三角スケールは、製図の時に使われることが多い定規のことであり、縮尺定規と呼ばれるものの1種です。
その名前通りに断面は三角形になっており、3つの面の両側にそれぞれ縮尺が違った目盛りが全部で6種類刻まれています。
縮尺に合わせて適切な使用面を選んで寸法を測って画面を描く、または描かれた図面を測って元の寸法を読み取るために使う定規です。
三角定規と少し名前が似ていますが、全く違う道具なので混同しないように注意しましょう。

最も多く使われているのは、本体が竹や木でできたものです。
表面には主に白、まれに黒でラッカー塗装を施してありますが、中には塗装がされていない木製の地のままのもの、アルミニウムやプラスチックでできたものもあります。
使用面が分かりやすいよう、それぞれの面の中央には溝が切られており、赤や青、黒か緑の3色を使って塗装してあるのが一般的となっています。

メートル単位を目盛りの縮尺に採用していて、一般的には1/600、1/500、1/4001、そして/300、1/200、1/100となっていますが、最近では1/50の縮尺になっているのもあります。
1/2500の地図から距離が読み取りやすいよう、1/250が刻まれているもの、また日本の昔からの建築で施行や設計に使うため、尺寸に合わせた目盛りのある三角スケールもあります。
市販品として流通しているのは、目盛りが30cmまで刻んであるものですが、小さめの15cmの三角スケールも多く使われています。

製図道具の1種ではありますが、あくまで寸法を測るための道具なので、目盛りを刻んでいる面が摩耗しないよう、線を描く時には他の定規を使うことが多いようです。
ただ、最近ではCADを使って製図することが多く、図面作成の時に三角スケールを使用することは減りました。
それでも、紙に描かれた図の実際の長さを測る目的で、今でも使われています。